ニックネーム: よし
断酒段階: 第10期
連続断酒日数: 1476日
覚醒率: %
しらふの日数: 1476日
呑んだ日数: 1日
節約できた時間: 7380時間 (1日あたり5時間)
節約できたお金: 2952000円 (1日あたり2000円)
今の気持ちの投稿数: 61件
記録開始日: 2020-11-07
プロフィール:
40代男です。
1日断酒の積み重ねを心がけています。
God, grant me the serenity to accept the things I cannot change,
courage to change the things I can,
and wisdom to know the difference.
************************************
2024.11.15
クスリを使ったことには罪はない。
しかし、クスリをやめられないことを悟ったのに治そうとしないのは罪である。
(byダルク創設者・近藤恒夫)
酒も、強力な薬理作用を持つエチルアルコールというクスリである。
2024.11.14
異国での一人事務所は、本当にやることが際限なくあります。飲んでないから何とかなってる。
2024.11.07
断酒開始から4年。今日から5年目。
飲酒欲求はずいぶん小さくなった。
やるべきことは1年目と変わらない。
1日断酒を積み重ねること。
飲酒をコントロールできないという事実を自覚すること。
飲酒すると、いま自分が持っているものが失われてしまうことを意識すること。
断酒に至れた環境と運に感謝すること。
今年も花火が見られたことに感謝です。
2024.10.29
久々に飲酒欲求が頭をもたげた。出張者との会食、南国の蒸し暑いバー、開放的な雰囲気、クラフトビール。前菜を胃に入れると欲求はすっと消えた。何でも良いから食べる/飲むというのは、プリミティブだが即効性のある飲酒欲求対策だと再確認。来週で断酒丸4年だが、アルコール依存症そのものは全く治っていないと思う。ただ、依存を他の対象に振り向ける技術はついてきた。あと、1日ならば酒を止められるという自信もついてきた。それだけできれば、自分としては上出来である。
2024.10.25
自分は何かに依存する傾向が強いのだと思う。酒からはどうにか逃れられそうだけど、代わりにスマホと甘い物。いま、何とかそこに筋トレを割り込ませようとしているところ。
テレビゲームにハマって目を悪くしたり、酒にハマって心身の健康や人間関係を壊したりと、依存傾向が強いとろくなことがないと思ってたけど、よく考えてみると計算板と漢字の絵本にハマったおかげで大学受験まで勉強には困らなかったし、漫画を描くのにハマったおかげで簡単なイラストはさっと描けるようになったし、酒でさえも職場などで受け入れられたり、美人と偶然知り合ったりと、必ずしも悪いことばかりでもなかった。
万事に陰と陽がある。たまに陰しかないこともあるけれど。
2024.10.11
毎年「酒飲まないだけで80点」と書いてるが、実際この考え方をするようになってから随分ラクになった。とりあえずこれさえやっておけば良いんだという最低限の基準がひとつ自分の中にあれば、心の平穏が保たれやすい。さらにもしその基準を共有できる仲間がいれば、それは僥倖だと思う。
2024.10.06
私の居住国を含む複数の途上国で、選挙前後は禁酒になる。選挙結果が自分の生活に与える影響が日本とは比較にならないくらい大きいので、劣勢または敗北した側が暴れるからだろう。平時は適当に酒を飲ませて民衆の不満が政府に向かないようにしておき、他に火種がある時は酒を取り上げる。非常にプラグマティックだと思う。
2024.09.11
寝れない。スマホ依存症気味。忙しいのに。甘いもの依存も結局続いてるし。
2024.08.16
酒飲まない。煙草吸わない。ギャンブルしない。お姉さんがいるお店にも行かない。上の年代からは「何が楽しくて生きてるの?」同年代以下からは「わかるわ」「他に楽しいことあるしね」
特に女子からのウケは良い気がします。社交辞令を真に受けてるだけかも知れないが、気を遣われるうちが華。
2024.08.04
生まれて初めて「回転しない寿司」に一人で行く。まず一人前、後は勧められるままいただいて、酒なしで5,700円也。ものすごく贅沢な時間を過ごしたという実感がある。年に数回で十二分、月1回だと自分にはtoo muchと感じた。飲んでた時は珍しくもない金額だったけど、素面だとものすごく使いでがある。
2024.07.19
断酒生活が定着したとはまだまだ言えないけれど、もう5年早く酒やめてればまた違った世界があったのかなと思うこともある。でも、実際にはそんなに都合よくはいかなかっただろう。
特別なスキルを持たず、外見が良いわけでもなく、実務もコミュニケーションも得意ではない自分にとって、酒は仲間の輪に入っていったり、職場で可愛がられたりするために便利なツールだった。実際、酒をやめた後の自分は陰険で攻撃的、自分の逃げ道は確保しつつ相手の退路は先回りして塞ぐような、一言でいうなら「性格の悪い人間」だった。20代の、能力や経験の不足を不本意ながら愛嬌で補わざるを得ないような時期に、こんな奴が素のままで相手されたかどうか、甚だ疑わしい。
だから、30代後半というのは断酒にはちょうど良かったんだろうし、その時期に起きたコロナ騒動は(不謹慎は承知で)自分にとっては神風だった。ムダにするわけにはいかない。
2024.06.29
酒やめて良かったことの一つに、「何であんなことをしてしまったんだろう?」という後悔が皆無になった点がある。
素面だと自分の判断がどんな結果になっても諦めがつくし、無意識のうちに色々と計算しているので、あまり変なことは起きない。
2024.06.27
日本を出て2週間。
日常生活で全く酒を見なくなった。広告を含めて。
住んでいるのが途上国ということもあるが、欧米と比べたとしても、やっぱり日本は普段酒を目にする機会が多いんじゃないかと思う。その分断酒は難しい。
2024.05.25
余命半年と言われたら、酒飲みたいか?
断酒1年くらいまではYESだったと思う。
今の率直な気持ちはNOである。
半年であればこそ、酒なんか飲んでいる暇はない。好きなものを食べて、思い出の場所に行って、これまで世話になった人達に会って感謝を伝えたりしていたら、多分あっという間に終わってしまう。
2024.05.23
電車の中でくっさい臭いさせて酒飲む奴がいる。そこまでして飲みたいのかと思う。自分もほんの10年前は同じことをしてたのを棚に上げて。
彼らのうち相当数が早晩人生立ち行かなくなるのだろうが、彼らやその家族が狂おうが死のうが自分にとっては正直何の意味もないので、彼らにはなるべく見苦しい、目を背けたくなるような醜態をさらし続けてもらいたい。飲酒地獄の辛さを忘れかけている自分にとって、それが断酒を継続する原動力の一つになる。
2024.05.10
2. アルコール依存症の長期予後
わが国でこれまで実施された長期予後調査(10年程度の追跡調査)によれば次のとおり。
・断酒20~30%。節酒7~10%、問題飲酒30~40%、死亡20~40%。
・ 死亡率は特に単身者で高い。死因は、肝硬変、心疾患、事故、自殺が多い。
・ 予後の良否は、自助グループ参加と関連が高い。
・自助グループに参加せずに長年断酒、節酒している者もいる。
(資料:今道裕之 「長期予後からみたこれからのアルコール医療」)
2024.03.05
酒やめてから何かの拍子にクソ漏らすことがなくなった。地味に嬉しい。
2024.02.01
断酒3年ちょっとで浮いたお金、200万円を超えている。体感としてはもうちょっと浮いている。
2023.11.28
カレンダーにまとめて○を登録することが増えた。酒のことを考えずに済んでるという点で良い傾向だが、こういう時は不意の飲酒欲求に脆い。
これから忘年会シーズン。道端、駅、電車と、酒の醜態を見る機会が増える。断酒者としては逆に初心にかえりやすい。
私はもし次飲んだらほどなく死ぬ。病気ではなく事故のたぐいで、多分あっけなく。
2023.11.02
血液検査の結果、空腹時血糖値もHba1cも正常値、γ-GTPは地を這う数値。少なくとも数字の上では健康。しかし実態はヒビが入った陶器のようなものだろう。
嬉しいのは高かったLDLコレステロールが下がってきたこと。医者いわく「肝臓の機能が回復している証拠」。
2023.10.20
健常者に対するアル中のアドバンテージは、酒が人生を壊す力を持っていること、そしてその酒に対して自分が完全に無力であること、この2つを身をもって知っている点だと思う。
2023.06.22
ようやく甘いもの依存から脱しつつある。2年以上かかった。
断酒後の甘いもの依存は断酒あるあるだが、ただでさえアルコールで膵臓が弱ってる中、甘いもの依存が長引くと糖尿病になってしまう。もう少し年齢を重ねてたら発症していただろう。
もし数年でも断酒が遅れていたら、人生が壊れていた可能性が高いと思う。
今週、駅のホームで酩酊したおっさんが転倒して頭を強打。親切そうな親子連れがおっさんをベンチに座らせ、私が駅員を呼びに行ったが、戻ったらおっさんがいない。「大丈夫」と後続の電車に乗って行ってしまったという。あの様子だと帰宅後に吐いたとしても、それが酒のせいか脳挫傷か区別がつかない。明け方に昏睡状態で発見、という可能性もある。
毎日思うさま飲んでいたら、このおっさんみたいなことが週1回くらい起こる。とてもじゃないが身がもたないし、仕事にならない。
2023.06.18
覚醒率という数値が99.9%になった。たぶん「連続断酒日数÷総記録日数」の数値だと思う。表示される上限値の99.99%になるのは1万日達成の時(実際には端数処理の関係でそれよりかなり早そう)
断酒1万日、65歳くらい。そこまで断酒が続いてれば、病気や事故に見舞われることはあっても、自ら墓穴を掘っていることはないと思う。実際、断酒後の2年半はそうだった。特に人間関係のトラブルが一度もない(中年で感覚が鈍くなって、嫌われてるのに気づいてないだけかも知れないけれど)「飲まないだけで80点」と何度か書いたが実際そう思う。人間関係のトラブルがなければ、この豊かな国・日本での生活はそれなりに楽しい。
酒に対する自分の意志は全く信用していない。飲酒欲求と戦えばどこかの段階で必ず負ける。負けたら終わり、ほどなく死ぬ。勝ち目のない戦いで大事なのは土俵に上がらないこと。飲まないための仕組みや環境の構築、有効な「かわし方」の引き出しをなるべくたくさん持つこと、これに引き続き注力して、1日断酒を続けていく。
2023.05.23
今月上旬、都心某所で泥酔状態で地面に座り込んでいる中年男性。やおら立ち上がり、背後の植え込みに向かって放尿を始めた。ふと見ると大便も垂れ流しだった。白いズボンなので大惨事である。あれではタクシーにも乗れまい。彼はどうやって帰ったのだろう。
昔ならやべー奴だと笑ってたけれど、今は真顔で見ている。自分と彼の差はそれほど大きくない。
2023.04.25
松本俊彦先生の言葉。
・薬物依存症の人は、快感が忘れられないがゆえにではなく、自分を苛んできた苦痛を薬物が一時的に忘れさせてくれるがゆえに、薬物を手放せない。
・依存症治療の最大の目的は、治療を継続すること
・最高のプログラムは、薬物をガンガン使い続けながら参加できるプログラム
・Addictionの対義語はSoberではなくConnection
・自立とは、依存しないのではなく、依存する先をなるべくたくさん持つこと
2023.03.15
断酒して良かったこと。
両親を見送ることができる見込みがたったこと。特に父親の酒に苦労させられた母親を見送ることができること。とはいっても、両方ともまだ60代半ばだが。
あのまま飲み続けていたら、少なく見積もっても3割くらいの確率で、今頃はもう命がなかったと思う。
肝硬変や膵炎などはもう少し先だろうが、事故死、凍死、窒息死。飲まなければ現代日本ではほとんど可能性のない死に方と常に背中合わせなのが、アル中である。
2023.03.14
マイナスからゼロへ。
ゼロからプラスへ。
2023.01.27
足元を見て、一歩ずつ。
40代男です。
1日断酒の積み重ねを心がけています。
God, grant me the serenity to accept the things I cannot change,
courage to change the things I can,
and wisdom to know the difference.
************************************
2024.11.15
クスリを使ったことには罪はない。
しかし、クスリをやめられないことを悟ったのに治そうとしないのは罪である。
(byダルク創設者・近藤恒夫)
酒も、強力な薬理作用を持つエチルアルコールというクスリである。
2024.11.14
異国での一人事務所は、本当にやることが際限なくあります。飲んでないから何とかなってる。
2024.11.07
断酒開始から4年。今日から5年目。
飲酒欲求はずいぶん小さくなった。
やるべきことは1年目と変わらない。
1日断酒を積み重ねること。
飲酒をコントロールできないという事実を自覚すること。
飲酒すると、いま自分が持っているものが失われてしまうことを意識すること。
断酒に至れた環境と運に感謝すること。
今年も花火が見られたことに感謝です。
2024.10.29
久々に飲酒欲求が頭をもたげた。出張者との会食、南国の蒸し暑いバー、開放的な雰囲気、クラフトビール。前菜を胃に入れると欲求はすっと消えた。何でも良いから食べる/飲むというのは、プリミティブだが即効性のある飲酒欲求対策だと再確認。来週で断酒丸4年だが、アルコール依存症そのものは全く治っていないと思う。ただ、依存を他の対象に振り向ける技術はついてきた。あと、1日ならば酒を止められるという自信もついてきた。それだけできれば、自分としては上出来である。
2024.10.25
自分は何かに依存する傾向が強いのだと思う。酒からはどうにか逃れられそうだけど、代わりにスマホと甘い物。いま、何とかそこに筋トレを割り込ませようとしているところ。
テレビゲームにハマって目を悪くしたり、酒にハマって心身の健康や人間関係を壊したりと、依存傾向が強いとろくなことがないと思ってたけど、よく考えてみると計算板と漢字の絵本にハマったおかげで大学受験まで勉強には困らなかったし、漫画を描くのにハマったおかげで簡単なイラストはさっと描けるようになったし、酒でさえも職場などで受け入れられたり、美人と偶然知り合ったりと、必ずしも悪いことばかりでもなかった。
万事に陰と陽がある。たまに陰しかないこともあるけれど。
2024.10.11
毎年「酒飲まないだけで80点」と書いてるが、実際この考え方をするようになってから随分ラクになった。とりあえずこれさえやっておけば良いんだという最低限の基準がひとつ自分の中にあれば、心の平穏が保たれやすい。さらにもしその基準を共有できる仲間がいれば、それは僥倖だと思う。
2024.10.06
私の居住国を含む複数の途上国で、選挙前後は禁酒になる。選挙結果が自分の生活に与える影響が日本とは比較にならないくらい大きいので、劣勢または敗北した側が暴れるからだろう。平時は適当に酒を飲ませて民衆の不満が政府に向かないようにしておき、他に火種がある時は酒を取り上げる。非常にプラグマティックだと思う。
2024.09.11
寝れない。スマホ依存症気味。忙しいのに。甘いもの依存も結局続いてるし。
2024.08.16
酒飲まない。煙草吸わない。ギャンブルしない。お姉さんがいるお店にも行かない。上の年代からは「何が楽しくて生きてるの?」同年代以下からは「わかるわ」「他に楽しいことあるしね」
特に女子からのウケは良い気がします。社交辞令を真に受けてるだけかも知れないが、気を遣われるうちが華。
2024.08.04
生まれて初めて「回転しない寿司」に一人で行く。まず一人前、後は勧められるままいただいて、酒なしで5,700円也。ものすごく贅沢な時間を過ごしたという実感がある。年に数回で十二分、月1回だと自分にはtoo muchと感じた。飲んでた時は珍しくもない金額だったけど、素面だとものすごく使いでがある。
2024.07.19
断酒生活が定着したとはまだまだ言えないけれど、もう5年早く酒やめてればまた違った世界があったのかなと思うこともある。でも、実際にはそんなに都合よくはいかなかっただろう。
特別なスキルを持たず、外見が良いわけでもなく、実務もコミュニケーションも得意ではない自分にとって、酒は仲間の輪に入っていったり、職場で可愛がられたりするために便利なツールだった。実際、酒をやめた後の自分は陰険で攻撃的、自分の逃げ道は確保しつつ相手の退路は先回りして塞ぐような、一言でいうなら「性格の悪い人間」だった。20代の、能力や経験の不足を不本意ながら愛嬌で補わざるを得ないような時期に、こんな奴が素のままで相手されたかどうか、甚だ疑わしい。
だから、30代後半というのは断酒にはちょうど良かったんだろうし、その時期に起きたコロナ騒動は(不謹慎は承知で)自分にとっては神風だった。ムダにするわけにはいかない。
2024.06.29
酒やめて良かったことの一つに、「何であんなことをしてしまったんだろう?」という後悔が皆無になった点がある。
素面だと自分の判断がどんな結果になっても諦めがつくし、無意識のうちに色々と計算しているので、あまり変なことは起きない。
2024.06.27
日本を出て2週間。
日常生活で全く酒を見なくなった。広告を含めて。
住んでいるのが途上国ということもあるが、欧米と比べたとしても、やっぱり日本は普段酒を目にする機会が多いんじゃないかと思う。その分断酒は難しい。
2024.05.25
余命半年と言われたら、酒飲みたいか?
断酒1年くらいまではYESだったと思う。
今の率直な気持ちはNOである。
半年であればこそ、酒なんか飲んでいる暇はない。好きなものを食べて、思い出の場所に行って、これまで世話になった人達に会って感謝を伝えたりしていたら、多分あっという間に終わってしまう。
2024.05.23
電車の中でくっさい臭いさせて酒飲む奴がいる。そこまでして飲みたいのかと思う。自分もほんの10年前は同じことをしてたのを棚に上げて。
彼らのうち相当数が早晩人生立ち行かなくなるのだろうが、彼らやその家族が狂おうが死のうが自分にとっては正直何の意味もないので、彼らにはなるべく見苦しい、目を背けたくなるような醜態をさらし続けてもらいたい。飲酒地獄の辛さを忘れかけている自分にとって、それが断酒を継続する原動力の一つになる。
2024.05.10
2. アルコール依存症の長期予後
わが国でこれまで実施された長期予後調査(10年程度の追跡調査)によれば次のとおり。
・断酒20~30%。節酒7~10%、問題飲酒30~40%、死亡20~40%。
・ 死亡率は特に単身者で高い。死因は、肝硬変、心疾患、事故、自殺が多い。
・ 予後の良否は、自助グループ参加と関連が高い。
・自助グループに参加せずに長年断酒、節酒している者もいる。
(資料:今道裕之 「長期予後からみたこれからのアルコール医療」)
2024.03.05
酒やめてから何かの拍子にクソ漏らすことがなくなった。地味に嬉しい。
2024.02.01
断酒3年ちょっとで浮いたお金、200万円を超えている。体感としてはもうちょっと浮いている。
2023.11.28
カレンダーにまとめて○を登録することが増えた。酒のことを考えずに済んでるという点で良い傾向だが、こういう時は不意の飲酒欲求に脆い。
これから忘年会シーズン。道端、駅、電車と、酒の醜態を見る機会が増える。断酒者としては逆に初心にかえりやすい。
私はもし次飲んだらほどなく死ぬ。病気ではなく事故のたぐいで、多分あっけなく。
2023.11.02
血液検査の結果、空腹時血糖値もHba1cも正常値、γ-GTPは地を這う数値。少なくとも数字の上では健康。しかし実態はヒビが入った陶器のようなものだろう。
嬉しいのは高かったLDLコレステロールが下がってきたこと。医者いわく「肝臓の機能が回復している証拠」。
2023.10.20
健常者に対するアル中のアドバンテージは、酒が人生を壊す力を持っていること、そしてその酒に対して自分が完全に無力であること、この2つを身をもって知っている点だと思う。
2023.06.22
ようやく甘いもの依存から脱しつつある。2年以上かかった。
断酒後の甘いもの依存は断酒あるあるだが、ただでさえアルコールで膵臓が弱ってる中、甘いもの依存が長引くと糖尿病になってしまう。もう少し年齢を重ねてたら発症していただろう。
もし数年でも断酒が遅れていたら、人生が壊れていた可能性が高いと思う。
今週、駅のホームで酩酊したおっさんが転倒して頭を強打。親切そうな親子連れがおっさんをベンチに座らせ、私が駅員を呼びに行ったが、戻ったらおっさんがいない。「大丈夫」と後続の電車に乗って行ってしまったという。あの様子だと帰宅後に吐いたとしても、それが酒のせいか脳挫傷か区別がつかない。明け方に昏睡状態で発見、という可能性もある。
毎日思うさま飲んでいたら、このおっさんみたいなことが週1回くらい起こる。とてもじゃないが身がもたないし、仕事にならない。
2023.06.18
覚醒率という数値が99.9%になった。たぶん「連続断酒日数÷総記録日数」の数値だと思う。表示される上限値の99.99%になるのは1万日達成の時(実際には端数処理の関係でそれよりかなり早そう)
断酒1万日、65歳くらい。そこまで断酒が続いてれば、病気や事故に見舞われることはあっても、自ら墓穴を掘っていることはないと思う。実際、断酒後の2年半はそうだった。特に人間関係のトラブルが一度もない(中年で感覚が鈍くなって、嫌われてるのに気づいてないだけかも知れないけれど)「飲まないだけで80点」と何度か書いたが実際そう思う。人間関係のトラブルがなければ、この豊かな国・日本での生活はそれなりに楽しい。
酒に対する自分の意志は全く信用していない。飲酒欲求と戦えばどこかの段階で必ず負ける。負けたら終わり、ほどなく死ぬ。勝ち目のない戦いで大事なのは土俵に上がらないこと。飲まないための仕組みや環境の構築、有効な「かわし方」の引き出しをなるべくたくさん持つこと、これに引き続き注力して、1日断酒を続けていく。
2023.05.23
今月上旬、都心某所で泥酔状態で地面に座り込んでいる中年男性。やおら立ち上がり、背後の植え込みに向かって放尿を始めた。ふと見ると大便も垂れ流しだった。白いズボンなので大惨事である。あれではタクシーにも乗れまい。彼はどうやって帰ったのだろう。
昔ならやべー奴だと笑ってたけれど、今は真顔で見ている。自分と彼の差はそれほど大きくない。
2023.04.25
松本俊彦先生の言葉。
・薬物依存症の人は、快感が忘れられないがゆえにではなく、自分を苛んできた苦痛を薬物が一時的に忘れさせてくれるがゆえに、薬物を手放せない。
・依存症治療の最大の目的は、治療を継続すること
・最高のプログラムは、薬物をガンガン使い続けながら参加できるプログラム
・Addictionの対義語はSoberではなくConnection
・自立とは、依存しないのではなく、依存する先をなるべくたくさん持つこと
2023.03.15
断酒して良かったこと。
両親を見送ることができる見込みがたったこと。特に父親の酒に苦労させられた母親を見送ることができること。とはいっても、両方ともまだ60代半ばだが。
あのまま飲み続けていたら、少なく見積もっても3割くらいの確率で、今頃はもう命がなかったと思う。
肝硬変や膵炎などはもう少し先だろうが、事故死、凍死、窒息死。飲まなければ現代日本ではほとんど可能性のない死に方と常に背中合わせなのが、アル中である。
2023.03.14
マイナスからゼロへ。
ゼロからプラスへ。
2023.01.27
足元を見て、一歩ずつ。