ニックネーム: よし
断酒段階: 第10期
連続断酒日数: 1355日
覚醒率: %
しらふの日数: 1355日
呑んだ日数: 1日
節約できた時間: 6775時間 (1日あたり5時間)
節約できたお金: 2710000円 (1日あたり2000円)
今の気持ちの投稿数: 54件
記録開始日: 2020-11-07
プロフィール:
40代男です。
1日断酒の積み重ねを心がけています。
God, grant me the serenity to accept the things I cannot change,
courage to change the things I can,
and wisdom to know the difference.
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2024.07.19
断酒生活が定着したとはまだまだ言えないけれど、もう5年早く酒やめていればまた違った世界があったんだろうなと思うことがある。でも、実際には無理だっただろうとも思う。
実務もコミュニケーションも得意ではない自分にとって、酒は仲間の輪に入っていったり、職場で可愛がられたりするための便利なツールだったことは否めない。実際、酒をやめた後の自分自身は相当陰険でねちっこく攻撃的、自分の逃げ道は確保しておいて相手の退路は先回りして塞ぐような、一言でいうなら「性格の悪いおっさん」だった。20代の、能力や経験の不足を不本意ながら愛嬌で補わざるを得なかったような時期に、こんな奴が素のままで相手されたかどうか甚だ疑わしい。
だから、30代後半というのは断酒にはちょうど良かったんだろうし、その時期に起きたコロナ騒動は(不謹慎は承知で)自分にとっては神風だった。
ムダにするわけにはいかない。

2024.06.29
酒やめて良かったことの一つに、「何であんなことをしてしまったんだろう?」という後悔が皆無になった点がある。
素面だと自分の判断がどんな結果になってもまあ諦めがつくし、無意識のうちに色々と計算しているので、あまり変なことは起きてない。

2024.06.27
日本を出て2週間。
日常生活で全く酒を見なくなった。広告を含めて。
住んでいるのが途上国ということもあるが、欧米と比べたとしても、やっぱり日本は普段酒を目にする機会が多いんじゃないかと思う。

2024.05.25
余命半年と言われたら、酒飲みたいか?
断酒1年くらいまではYESだったと思う。
今の率直な気持ちはNOである。
半年であればこそ、酒なんか飲んでいる暇はない。好きなものを食べて、思い出の場所に行って、これまで世話になった人達に会って感謝を伝えたりしていたら、多分あっという間に終わってしまう。

2024.05.23
電車の中でくっさい臭いさせて酒飲む奴がいる。そこまでして飲みたいのかと思う。自分もほんの10年前は同じことをしてたのを棚に上げて。
彼らのうち相当数が人生早晩立ち行かなくなるのだろうが、正直彼らやその家族が狂おうが死のうが自分にとっては何の意味もないので、彼らにはなるべく見苦しい、目を背けたくなるような醜態をさらし続けてもらいたい。飲酒地獄の辛さを忘れかけている自分にとって、それが断酒を継続する原動力の一つになる。

2024.05.10
2. アルコール依存症の長期予後
わが国でこれまで実施された長期予後調査(10年程度の追跡調査)によれば次のとおり。
・断酒20~30%。節酒7~10%、問題飲酒30~40%、死亡20~40%。
・ 死亡率は特に単身者で高い。死因は、肝硬変、心疾患、事故、自殺が多い。
・ 予後の良否は、自助グループ参加と関連が高い。
・自助グループに参加せずに長年断酒、節酒している者もいる。
(資料:今道裕之 「長期予後からみたこれからのアルコール医療」)

2024.03.05
酒やめてから何かの拍子にクソ漏らすことがなくなった。地味に嬉しい。

2024.02.01
断酒3年ちょっとで浮いたお金、200万円を超えている。体感としてはもうちょっと浮いている。

2023.11.28
カレンダーにまとめて○を登録することが増えた。酒のことを考えずに済んでるという点で良い傾向だが、こういう時は不意の飲酒欲求に脆い。
これから忘年会シーズン。道端、駅、電車と、酒の醜態を見る機会が増える。断酒者としては逆に初心にかえりやすい。
私はもし次飲んだらほどなく死ぬ。病気ではなく事故のたぐいで、多分あっけなく。

2023.11.02
血液検査の結果、空腹時血糖値もHba1cも正常値、γ-GTPは地を這う数値。少なくとも数字の上では健康。しかし実態はヒビが入った陶器のようなものだろう。
嬉しいのは高かったLDLコレステロールが下がってきたこと。医者いわく「肝臓の機能が回復している証拠」。

2023.10.20
健常者に対するアル中のアドバンテージは、酒が人生を壊す力を持っていること、そしてその酒に対して自分が完全に無力であること、この2つを身をもって知っている点だと思う。

2023.06.22
ようやく甘いもの依存から脱しつつある。2年以上かかった。
断酒後の甘いもの依存は断酒あるあるだが、ただでさえアルコールで膵臓が弱ってる中、長引くと糖尿病になってしまう。もう少し年齢を重ねてたら発症していただろう。
もし数年でも断酒開始が遅れていたら人生が壊れていた可能性が高いと思う。
今週、駅のホームで酩酊したおっさんが転倒し、頭を強打。親切そうな親子連れがおっさんをベンチに座らせ、私が駅員を呼びに行ったが、戻ったらおっさんがいない。「大丈夫」と後続の電車に乗って行ってしまったという。あの様子だと帰宅後に吐いたとしても、それが酒のせいか脳挫傷か区別がつかない。明け方に昏睡状態で発見みたいなことになるかも知れない。
毎日思うさま飲んでいたら、このおっさんみたいなことが週1回くらい起こる。とてもじゃないが身がもたないし、日中も仕事にならない。

2023.06.18
覚醒率という数値が99.9%になった。たぶん「連続断酒日数÷総記録日数」の数値だと思う。表示される上限値の99.99%になるのは1万日達成の時(実際には端数処理の関係でそれよりかなり早いかも知れない)。
断酒1万日、65歳くらい。そこまで断酒が続いてれば、たぶん人生まあまあだ。病気や事故に見舞われることはあっても、自ら墓穴を掘ることはないと思う。実際、断酒後の2年半はそうだった。特に人間関係のトラブルが一度もない(中年で感覚が鈍くなって気づいてないだけかも知れないけれど)「飲まないだけで80点」と何度か書いたがこれは実際そう思う。人間関係のトラブルがなければ、この豊かな国日本での生活はそれなりに楽しい。
酒に対する自分の意志は全く信用していない。飲酒欲求と戦えばどこかの段階で必ず負ける。負けたら終わり、ほどなく死ぬ。勝ち目のない戦いで大事なのは土俵に上がらないこと。飲まないための仕組みや環境の構築、有効な「かわし方」の引き出しをなるべくたくさん持つこと、これに引き続き注力して、1日断酒を続けていく。

2023.05.23
今月上旬、都心某所で泥酔状態で地面に座り込んでいる中年男性。やおら立ち上がり、背後の植え込みに向かって放尿を始めた。ふと見ると大便も垂れ流しだった。白いズボンなので大惨事である。あれではタクシーにも乗れまい。彼はどうやって帰ったのだろう。
昔ならやべー奴だと笑ってたけれど、今は真顔で見ている。自分と彼の差はそれほど大きくない。

2023.04.25
松本俊彦先生の言葉。
・薬物依存症の人は、快感が忘れられないがゆえにではなく、自分を苛んできた苦痛を薬物が一時的に忘れさせてくれるがゆえに、薬物を手放せない。
・依存症治療の最大の目的は、治療を継続すること
・最高のプログラムは、薬物をガンガン使い続けながら参加できるプログラム
・Addictionの対義語はSoberではなくConnection
・自立とは、依存しないのではなく、依存する先をなるべくたくさん持つこと

2023.03.15
断酒して良かったこと。
両親を見送ることができる見込みがたったこと。特に父親の酒に苦労させられた母親を見送ることができること。とはいっても、両方ともまだ60代半ばだが。
あのまま飲み続けていたら、少なく見積もっても2〜3割くらいの確率で、今頃はもう命がなかったと思う。
肝硬変や膵炎などはもう少し先だろうが、事故死、凍死、窒息死。飲まなければ現代日本ではほとんど可能性のない死に方と常に背中合わせなのが、アル中である。

2023.03.14
マイナスからゼロへ。
ゼロからプラスへ。

2023.01.27
足元を見て、一歩ずつ。